西宮道楽
青い青い夏空と灼熱の太陽が降り注ぐ西宮の浜辺・御前浜公園にある大きな砲台。
これが西宮砲台です。
かつて江戸時代末期、幕末の動乱のさなか外国から身を守るために要所となる大阪湾に砲台を築き上げられました。この砲台は、1866年（慶応2年）に4年の歳月を経て完成したものの、砲台は実際に使用されることなく明治を迎えました。
その後内部の木造部分を焼失するも、1970年代に内部はじめ全体の補修工事が5年かけて行われ、現在の砲台が現存します。
青い空に美しい浜辺、ヨットもひしめく海岸沿いの公園の東端にひっそりたたずむもダイナミックで巨大な砲台。
ひょっとすると、子どもたちにとってここが秘密基地のようなものになっているかもしれません。そのくらい迫力ある建物です。
それでもこの砲台は国の指定史跡にも選定されるなど、西宮名所の一つとして知られています。
（参考：西宮砲台案内板より）
※現在砲台の中に入ることはできません。
浜辺側からみた砲台です。浜向きということもあり、潮風が気持ちよさそうに思えます。
市内側から見た砲台です。少し黒ずみがあるものの、これも当時の面影なのでしょうか。
砲台のすぐ横には、小さなブランコとシーソーがあります。
砲台を見つつ、遊具で少しゆらゆらする。デートにも良いですね。
西宮砲台
住所 兵庫県西宮市西波止町
電話 0798-33-1298
（西宮市教育委員会文化財課）
＜アクセス＞
阪神西宮駅から阪神バスに乗車。
「西波止場町」バス停下車。
☆ 編 集 後 記 ★
記事の中にもある通り、まるで秘密基地みたいな建物ですね（笑）
文化財にも指定されているだけあって、とても立派な建物です（秘密基地という表現させていただくことがとても失礼だとも思いますが）
とはいえ、ブランコにシーソーもあったりと、遊びに来た子どもたちにも配慮されたかのようなところもあって、なんだか童心にかえれたりしますのでいいですね。（筆者曰くです）
浜辺の一角にあって、市内から見ると少しわかりにくいところにあります。
それでも名所は名所です。かつてここを拠点に当時の都を守ろうとしていたのですから。（結果的に本領発揮されずに明治を迎えましたが、それはそれで何よりですね。）
筆者曰く、まるで子どもたちの秘密基地のようなところもここの魅力です。
秘密基地にする子どもたちはきっと「何でこんなもんがあるんやろ？」という感覚でしょう。でもきっちり勉強してもらって、夏休みの自由研究なんかに活かしてもらいたいですね(^_-)-☆
でも決して砲台の柵をよじ登ったり中に入ったりしないでくださいね。
そこらへんのやんちゃな兄ちゃん姉ちゃんたちも同じやで！！笑 編集部 T.Y.
