【科学でお茶を】サイエンスカフェ伊丹
かめちゃん、サイエンスカフェで虫を食べてみた(#^^#) の巻きです
2015/03/30
こんにちは、サイエンスカフェ伊丹のスタッフブログです。
企画しているイベントの裏話や、科学こぼれ話などをポロポロつぶやかせていただきます。
のんびりお茶を飲みながら、おつきあいいただけると嬉しいです。
毎週月曜更新予定 (*^^)v
キャンセル待ち続出だった「はじめての昆虫食」、満員御礼・大盛況のうちに終了いたしました。
サイエンス「カフェ」と言っても、その日のテーマのものが食べられるわけではないのですが、
今回は正真正銘「昆虫食」カフェ。
おいしい「昆虫」をつまみながら、おいしいお茶をいただきました。
残念ながら参加できなかったサイエンスカフェ伊丹ファンの皆様へ、
かめちゃん特派員が当日の様子をレポートいたします。
2月28日(土)午後
ラスタホールに到着。いざ、取材開始と思ったら、まさかのライバル出現!
な、なんと、朝日新聞の記者さんが取材に来られていたのです。
その記事は、翌日の朝刊に写真入りで掲載されました。
これで、サイエンスカフェ伊丹の人気アップ間違いなし。
次回のサイエンスカフェは、参加希望者が殺到するでしょうから、お申し込みはお早めに!
近々、募集開始しますので、HP要チェックですよ~。
2月28日(土)午後2時
本日のメインディッシュ!のムシ達の準備も整い、
「はじめての昆虫食」が始まりました。
講師は、昆虫食といえばこの方、伊丹市昆虫館副館長・坂本昇さん。
たくさんの写真を見せていただきながらの坂本さんの楽しいお話に、
私たちスタッフもお茶の用意を忘れるほど夢中になっていました。
坂本さんのお話をほんの一部ですけど、ご紹介しますね。
その前に、カメちゃんクイズ!
1) 人間は、いつから「虫」を食べている?
イ/約1000年前から ロ/約3000年前から ハ/約9000年前から
2)世界で食べられている虫は何種類? ※世界の虫の種類は、約100万種以上だそうです。
イ/190種類 ロ/1,900種類 ハ/19,000種類
(答えは、このブログの一番最後に。昆虫食カフェに参加した人には簡単すぎるかな?)
人間がいつから虫を食べていたのか、どうしてわかるのかって?
それは、○○年前(問題1の答え)の人の糞(つまり、ヒトのうんちですね)から
、虫の羽根や足が見つかったからなんですって。
たがめ君です
他にも世界のいろいろな国で食べられている虫たちのことも
たくさん教えてもらいました。
たくさんありすぎて書ききれないので、
かめちゃんが【食べてみたい】虫ベスト3をセレクト!!
(決して、かめちゃんが憶えられなかったわけではないのよ~)
まずは、第3位 タガメ(タイ代表)
タガメってカメムシの仲間って知ってました?
そういえば、カタチが似てますよね。
カメムシって、クサイって嫌われ者だけど、このタガメは、洋梨の香りで、ニンニクや唐辛子と一緒にすり潰して「チェオ」っていうソースにするそうです。
そのチェオをもち米につけて食べるんですって。タイ版ごはんのお友かな? ごはんがすすみそう。
タガメはタイでは大人気で、養殖されているそうです。
第2位 タケムシ(タイ代表)
竹の中に棲むイモムシ。タイ版かっぱえびせん!?
さあ、栄光の第1位は・・・パプアニューギニア代表、サゴムシです!!
サゴオサゾウムシの幼虫を薫製にしたもので、「粗挽きウインナー」みたいなジューシーなお味なんですって!
ムシなのに、ウインナー。なんだか想像つかないけど、でも、おいしそう~~。
どんなムシなのかは、伊丹市昆虫館の「昆虫食展」で探してみてくださいね。
カイコのサナギの佃煮350円(左)
ハチの子の佃煮1000円(中)
イナゴの佃煮350円(右)
4/6まで販売予定ですが、
在庫は昆虫館に要確認です。
おやつの後は、いつものように質問&お喋りタイム。
坂本さんへの質問だけでなく、参加者の方たちのイナゴ取り体験談などなど、虫喰い話で盛り上がりました。
そして
2月28日(土)午後4時
名残りを惜しみつつ、サイエンスカフェ終了。
サイエンスカフェの後は、笑顔でお帰りくださるかたが多いのですが、今日は、いつにも増して、皆さんの目がキラキラ輝いていたように思います。
虫パワーですね。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
さて、話は次回に続きます。
お楽しみに(^^)/
(クイズの答は、1)ハ 約9000年前から 2)ロ 1,900種類 です。当たりましたか?)
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伊丹市昆虫館 では、企画展「昆虫食~とる・つくる・たべる~」を開催中。
2015年2月4日~4月6日。こちらもお楽しみくださいね。
昆虫館企画展のお問い合わせは伊丹市昆虫館へ 072-785-3582
■サイエンスカフェ伊丹■
2008年より伊丹市内で1~2か月に1度、「サイエンスカフェ」という、研究者の話を聞きながら気軽に議論を楽しめる場を提供しています。2012年より中高生やその保護者の方に理系進路のおもしろさを伝える企画も始めました。ラスタホールを活動拠点とする市民団体です。
サイエンスカフェ伊丹ホームページ<
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