地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、西宮の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

西宮の地域情報サイト「まいぷれ」

疾走れ!西宮ストークス

B1昇格のキーマン!ストークスに欠かせない同級生ルーキーコンビ

西宮ストークス 谷口淳選手(#0)&石塚裕也選手(#27)

長いシーズンでしんどいこともあったが、今は楽しんでできている|石塚選手

ルーキーながら、ここまでの全試合で谷口淳選手・石塚裕也選手のいずれかが必ずスターターに名を連ねている。プレータイムも長く、コートには必ずどちらかがいるというほど、ストークスの主力として定着してきている。シーズンも佳境となってきたなか、ここまでのルーキーシーズンを振り返ってもらった。
シーズン後半にかけてはミドルシュートの精度も高まってきている石塚選手。
シーズン後半にかけてはミドルシュートの精度も高まってきている石塚選手。
―ここまでのシーズンを振り返って
石塚:「ここまで出るとは思ってなかったです。いま4番で出ることが多いんですが、4番としては小さいので、その分何か活かしていけることをやっているので、何とか試合には出させてもらっている。日々学ぶことが山積みです。
いま佳境に入っていますが、ここまで長いシーズンをやるというのは初めてなので、結構しんどい部分もあったのはありましたが、何とか慣れてきて、いま楽しんでできているというところです。」

谷口:「正直自分の中でこの1年は激動です。正直、参加するまで全く準備期間もなくて、万全な状態では入れていないこともあり、けがもありました。その中で試行錯誤をして、最初の20試合くらいは右も左もわからず、ただ単に自分ができる走ること、声出すこと、ルーズボール飛び込む、そういうことだけ。そこからいろんな人のサポートもあって、やっと西宮ストークスのバスケットに参加して戦力になれていると徐々に感じ始めたのも、後半になってから。ようやく自分の課題が明確にわかり次のステップアップには何が必要で、チームには何が必要か?と考えて一つ一つつぶしていた中で終盤に来てのケガなので・・・。
振り返って、準備期間がないなりに頑張ってきているとは思うが、自分の中では全然満足できていない。もっとやれるという気持ちで過ごしてきました。」

―シーズンの中で、自信になったようなプレーや試合は
石塚:「加古川でのFE名古屋戦と4月8日の東京EX戦ですかね。FE名古屋では3番、東京EX戦では4番でそれぞれ出ました。どちらもポジションは別でしたが、今までやってきたことを出せた試合だったと思います。」

谷口:「全然、手応えはないです。どの試合も満足いくもの、自信になるプレーは。他の選手から『あのプレー良かった』と言われることもあるんですが、それを継続できているかと言われるとそうでもない。自信になっているかと言われるとそうでもなくて、このプレーというよりか、ルーキーシーズンは走ること・リバウンドに関しては満足していないが、それなりに自分でチームへ貢献できているのかなと思います。」

ずっとストークスを支えてきた根来選手の胸を借りたい|谷口選手

ルーキーでありながら、PFという体を張るポジションで、時には外国人選手に引かないプレーで、攻守においてチームを支えてきている両選手。しかしB1に上がると竹内公輔選手(栃木ブレックス)や竹内譲次選手(アルバルク東京)、太田敦也選手(三遠ネオフェニックス)といった名だたる日本人ビッグマンたちが待ちうける。ここまでB2でのマッチアップ経験やこれから先マッチアップしたい選手について聞いてみた。
外国籍選手ともマッチアップし、激しくリバウンド争いもする。
外国籍選手ともマッチアップし、激しくリバウンド争いもする。
―外国人とのマッチアップも多くなってきましたね
谷口:「身体が作れていないというのも、準備期間が少なかった中でここまで出来ているのはまだマシかなと思います。ただ、求められているのはもっと上のレベルだなと思いますし、こんなんではだめだなと思います。僕が外国人選手とマッチアップするのも、色んな人がローテーションで回ってくれたりしているので、全然満足はしていないです。自分自身も体を作っていきたい。」

―石塚選手にとってここまで印象的なマッチアップは
石塚:「山田大治選手(広島ドラゴンフライズ)とのマッチアップですね。2m超の選手と当たることはほんどなかったですね。熊本ヴォルターズには中西良太選手がいますが、対戦した時はほとんど試合に出れなかったので。その時に比べて広島戦では、コーチから『上手く守れてる』と言われたので、そこはいい経験させてもらえてるなと思います。」

谷口:「僕も中西選手と山田選手ですね。B2の日本人では僕と同じくらいか低いかというサイズの選手ばかりだったので、僕より大きくて動けてシュートも入るレベルの選手たちとこれからやっていかないといけないんだなと思いました。山田選手には歯が立たず何もさせてもらえずファウルばかりで、そこで体格の大切さを感じました。自分がこんな選手になっていかないといけないんだなとは、日本人ビッグマンとマッチアップして感じたことですし、そうした経験のあるビッグマン選手がチームにいたらなと思ったりもします。」

―B1に上がればもっと大きな選手や帰化選手とのマッチアップも増えていくと思いますが、マッチアップしたい選手は
谷口:「ずっとストークスを支えてきた根来新之助選手(大阪エヴェッサ・昨シーズンまでストークスに在籍)です。プレシーズンで当たったんですが、右も左もわからないところだったので、もっとチャレンジして胸を貸してもらいたいなと思っています。
実は高校の時、U18日本代表にも入っていたんですが、水汲みばかりで試合もほぼ出ていなくて、同年代のケアをしたりしていて悔しい思いをしてきました。晴山ケビンや野本健吾(ともに川崎ブレイブサンダース)、中東泰斗(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)といった僕らの年代が今乗りに乗っていて、日本を代表するような選手になっているので、もっと練習して彼らを見返したい部分は自分のエネルギーになっています。ぎゃふんといわせたいなと思っています。」

石塚:「野本とかはオフでこっちに帰ってきたりするときは一緒に練習することもありますし、藤高宗一郎選手(サンロッカーズ渋谷)も昔から仲良くさせてもらえていて、今なら同じポジションにもなるので、もう一度マッチアップはしたいですね。」

谷口:「練習では僕らのような経験の浅い日本人ビッグマンしかいないので、経験を持った選手に胸を借りたいです。」

昔と変わらず淳は頼りになります|石塚選手

高校時代の苦楽を共に過ごし、プロの世界でもここまでルーキーシーズンを共に戦ってきた谷口・石塚両選手。プロとして経験を積む中で、2人はお互いのことをどう思っているのだろうか。
石塚選手はシーズンを通して高いシュート成功率を誇る。
石塚選手はシーズンを通して高いシュート成功率を誇る。
―谷口選手から見た石塚選手はどう映っていますか
谷口:「僕がサボってきたところを裕也は高校時代からコツコツやってきています。具体的に、僕がアウトサイドのポジションで、ハイポストからのパスを裕也がとってフィニッシュする。身勝手なパスを出しても裕也が懸命にとってフィニッシュする。僕に比べたら裕也がしんどい仕事をしていて、いま僕がそのポジションになって裕也が積み重ねてきたものを感じています。高校の時からそういった経験をしてきたので、僕よりタフショットを決めますし、僕がサボってきた分、積み重ねてきて、それが活きてきている。だからアウトサイドもきちんと基礎を固めてやっているなと見て取れます。ビデオを見ても、裕也のプレーは意識して見ますが、すごい勉強になります。単純にライバルでありながら、尊敬しています。負けたくない気持ちはすごく強いです。」

―石塚選手から見た谷口選手どう映っていますか
石塚:「昔と変わらず頼りにしています。先に僕が試合に出ていても、ファウルが結構混んじゃうんですけども、気にせずガンガンディフェンスできるのは後ろに淳がいてくれるから。あと、終わった後の自主練も熱心にしているなと昔から変わらずにやっている。それに負けないようにやっていかないといけないなとずっと思ってきていますね。あとはビデオ見ても見るのは同じポジションなので、スタッツもぱっと淳のスタッツが目に入りますね。」

勝つためにみんなを巻き込むチームの雰囲気を味わってもらいたい|谷口選手

最後に、石塚選手・谷口選手自身のプレーの見どころや、試合会場でのチームの雰囲気。そして地区優勝、プレーオフ進出、B2優勝へと挑む両選手から、ファンへのメッセージをいただいた!
今後も2人の活躍と成長には目が離せない!!
今後も2人の活躍と成長には目が離せない!!
―西宮のファンの皆さんに「こんなプレーを見てもらいたい!」というのは
石塚:「体張っているプレー。そこはチームでもやっているところなので。そこと身体能力の部分はイチバン推している部分なので、そこは見てほしいですね。」

谷口:「3年間、必死でやってきた高校の時に教えてもらったスタイルと同じようなバスケットを、今西宮ストークスでやらせてもらっている。僕らのプレーの根幹は高校から来ている。そういったところも見てもらえたらと思います。」

―ファンの皆さんに向けてひとこと
石塚:「残り試合、負けられない戦いが続くので、このままプレーオフ進出を目指して一つ一つの試合を落とさないように全力でプレーをしますので、応援よろしくお願いします!」

谷口:「すごく雰囲気のいいチームなので、僕らが勝っているときは観客の人たちも僕らの温かさに呑み込まれていってると思います。僕らも勝つことを目指して本気でやっているので、僕らが作っている勝つためにみんなを巻き込んでいるような雰囲気を味わってもらって、友達を誘ってもらって色んな人に来てもらって、『西宮にこんないいチームがあるんだ!』というのを感じてもらいたいです!」

B2制覇へ向けて・・・シーズン残り6試合!4月&5月ホームゲーム情報

谷口選手が語る「ストークスの勝利に向けた雰囲気」にも注目だ!!
谷口選手が語る「ストークスの勝利に向けた雰囲気」にも注目だ!!
レギュラーシーズンもいよいよ残り6試合!
第27節終了時点で、2位・Fイーグルス名古屋に1差をつけて単独首位の西宮ストークス!
中地区優勝&プレーオフ進出に向けて負けられない戦いが続くも、勢いをつけていきたい!
残り6試合のうちホームゲームは最終節を含む4試合!いずれも本拠地・西宮市立中央体育館での開催!
ホームゲームには欠かせない"勝利の女神たち"ストークスチアリーダーズのパフォーマンスなど、ストークスのホームゲームはイベントが満載!
B1昇格を射程圏内につけているストークスのアツい戦いを試合会場で味わってみよう!!

<2017年4月度&5月度 ホームゲーム>
◯B.LEAGUE 2016-2017 第28節 「西宮ストークス vs. 信州ブレイブウォリアーズ」
会場 西宮市立中央体育館
1st 4月22日(土)/17:00 TIP-OFF
2nd 4月23日(日)/15:00 TIP-OFF

◯B.LEAGUE 2016-2017 第30節(最終節) 「西宮ストークス vs. 東京エクセレンス」
会場 西宮市立中央体育館
1st 5月5日(金・祝)/17:00 TIP-OFF
2nd 5月6日(土)/15:00 TIP-OFF

取材協力:西宮ストークス


<西宮ストークス 関連ページ>
西宮ストークス ホームページ
西宮ストークス オフィシャルFacebookページ
西宮ストークス 公式Twitter

ストークスチアリーダーズ ホームページ


<西宮ストークス お問い合わせ先>
TEL 0798-22-0770
FAX 0798-22-0780
メール info@storks.jp