前回まで、痛みが長引く理由は3つなので、原因の療法も３タイプ、だからあなたの痛みを取り除くには、すべての原因にあった療法をすればよい、と書きました。

【タイプC】 骨、筋肉、筋膜、内臓など体を作っている構造体に施してズレ、捻じれなどを矯正したりコリをほぐすタイプの療法。

【タイプF】 筋肉の連動性、筋肉と間接の連動性など、体が滑らかに動くための機能に対する療法。 連動性がずれていることは実感しにくいのですが、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの時の痛みが消えない時は、この可能性大です。 施術者に原因部位を見つけてもらうことが大切です。

さて、今回は3つ目について書きます。

【タイプS】 過去の「経験」によって作り上げて考えなくてもできるようになった「仕組み」への療法。この仕組みが原因の場合は、施術を受けたその場では痛みが軽くなっても、その日の内か3日後くらいには、再び痛みを感じるようになります。

　実は、あまり知られていないのですが、ネガティブ感情が根本原因になっている痛みがあるのです。

■ 誰にでも潜む、ネガティブ感情の影
転倒やケガなど、過去の経験は、私たちの心に小さな影として残ることがあります。その影は、私たち自身が自覚していないことが多く、無意識のうちに体の使い方を変え、痛みを作り出すことがあるのです。
例えば、転倒で足首を痛めた経験があると、無意識のうちに足首をかばうように歩き方を変えてしまうことがあります。このような体のクセは、長年放置していると足首だけでなく、膝や腰にも負担をかけ、慢性的な痛みにつながることがあります。

■ ネガティブ感情と影響の具体例
•恐怖： 転倒や事故で強い痛みを感じた経験から、「また痛くなるのではないか」という恐怖心から、無意識のうちに体の動きを制限してしまう。
•不安： 手術や怪我で体の自由が奪われた経験から、「また同じことが起きるのではないか」という不安心から、無意識のうちに体を緊張させてしまう。
•怒り： ケガをした相手への怒りや、自分自身への怒りから、無意識のうちに体に力を入れてしまう。
•悲しみ： 大切な人との死別など、大きな悲しみを経験したことから、無意識のうちに体を閉じてしまう。

こうして生まれる不要な緊張が、いろいろな動作を妨げるので、筋肉や関節に余計な負担をかけることで痛みに繋がっていきます。そして、無意識に起きている緊張は、自覚しても自分で緩めることは難しいのです。

■ 安全安心な環境で、ネガティブ感情の影を見つける
安全安心な環境で、特殊な検査を用いて、無意識のネガティブ感情の影を具体的に特定し、見える化します。そして、脳の可塑性（変化する能力）を活かした感覚認知動作療法を実施することで、ネガティブ感情の影を癒し、根本的な原因から痛みを解消していきます。

■ まるで魔法！ 心も体も軽くなる
タイプSを受けられた方の多くは、次のような変化を実感しています。
•慢性的な痛みが消え、自由に体を動かせるようになった
•心の悩みが軽くなった
•前向きな気持ちになれた
•生活の質が向上した

■ 誰でも安心して受けられる施術
タイプSは、誰にでも安心して受けられる施術です。
•施術中はリラックスしてお好み応じて横になっていただけます
•痛みを感じるような施術は一切ありません
•プライバシーは厳守いたします

■ まとめ
•タイプSは、脳科学と運動学の融合による最先端の施術です。
•無意識のネガティブ感情の影まで癒し、根本的な原因から痛みを解消します。
•心と体の両方にアプローチすることで、真の健康を手に入れます。